松茸
Fresh Matsutake
豊かな自然に恵まれている
ヒマラヤの麓で育った
秋の味覚の王様。
松茸とは
実りの秋、食欲の秋。秋には美味しいものがたくさんありますが、その中でも味、香り、希少価値において秋の味覚の最高峰ともいえるのが「松茸」でしょう。アカマツ林に生えることが多く、9月から10月が最盛期です。生きたアカマツの木が必要なため、人工栽培技術が確立できていません。そのため、国産品は特に貴重で大変高価になっています。一方で、単価の安い輸入品は年々増加の一途を辿り、現在の流通の主流となっています。
松茸を輸入している国としては、中国(雲南省、四川省、吉林省、黒龍江省)、韓国、アメリカ、カナダ、モロッコ、トルコ、ブータン等、いろいろな国があり、且つ、いろいろな松茸があります。アメリカ、カナダ産のように色が真っ白で松茸らしくないのに、香りはすばらしい物や、小さい物はべーゴマに似たモロッコ産などなど・・・その中で日本の秋の味覚の王者と呼ばれる松茸ですが、中国産の松茸は国産のものに近い質を持ち、輸入品のうち約7割以上が中国産で占められますので、香りもまずまずです。
産地については
中国では、松茸が採れる地域は広い国土にまたがっています。それぞれの産地の気候は大きく異なっているため、松茸を収穫する時期も違ってきます。主力の産地である雲南省は日本よりも季節が2ヶ月も早く移るので、7月頃から出荷が始まります。結果、7月から日本での収穫時期と同じ10月頃まで、長期にわたる収穫ができ、しかも産地を変えることによって、ピーク時の品質の良いものだけを輸入することができます。
国産品は流通量も少なく大変高価なため、 日本で販売されている生鮮松茸の大半は輸入品となります。
弊社取り扱いの松茸は、日本全国高級料理店や 飲食チエーンなどに日量200kg以上お使いいただいています。
これから秋本番、旬の最高の味覚をぜひご賞味ください!
傘の閉じたもので松茸の中でも最上級です。その姿を生かしたまま、格式が高い日本料理店などで使用されます。
京都では主に京料理・懐石料理にこの形状が使われます。(土瓶蒸し・焼き松茸)贈答用にはこのタイプがおすすめです。
傘がつぼみと開きの中間の形をした松茸。「つぼみ」に負けずおとらず良い香りです。
傘の裏のひだの部分から香りが出て、柔らかい傘が特徴。これを活かした松茸ごはん、香りが命の土瓶蒸し、焼き松茸、お吸い物など松茸料理全般に利用できます。
傘が開いて、軸も太く成長したマツタケは、強い香りを放ち、旨みも濃いといわれています。少量でもマツタケの風味を十分に堪能することができます。
家庭用、松茸ごはんなど香りを存分に楽しめる調理法で堪能すると良いでしょう。